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2012年1月 8日 (日)

「はるのしほのね」に寄せて 2012

  流れるように 風のように 松の内が過ぎていきました

  新しい年 2012年を、皆さんは、
  どんな町で どんな面持ちで過ごされましたか?
  そして、風邪など 引いていませんか??

今年もどうぞ宜しくお願い致します。


    今年の私の目標

目立つように書いてはみたものの…。 いつもと同じ目標です。

箏や三絃という音楽を、少しでも近くに感じて頂けるように、
演奏する!編曲をする!アレンジもする!

出合いの輪も広げたい。でも、
それ以上に、今までのご縁を大切に〈し続けたい〉です。

もっともっと、古典の音も歌も、深めたいです!

さて、年明けのラジオをお聴き下さった皆様、ありがとうございました。

収録は、ちょうど1ヶ月前で。どきどきしながら着物姿で臨みました。
「今回は言葉につまらないように」と、メモをしっかり作ってみたのですが…。不思議ですねぇ。
メモを読んでも、読まなくても、言葉が直ぐには、出てきませんでした。
脳と、直結していないのかなぁ(笑)。けれど、私の言いたかったことを、編集で、
しっかりと摘み取って下さっていました。

今回演奏し、歌った曲『潮音』。歌詞はこちらです。

    『潮音』(島崎藤村 「若菜集」 より)

わきてながるゝ やほじほの
そこにいざよふ うみの琴
しらべもふかし もゝかはの
よろづのなみを よびあつめ
ときみちくれば うらゝかに
とほくきこゆる はるのしほのね


一文字ずつ読んでみたら…。「々」以外に使われている漢字は「琴」だけなんですね。
海さえもひらがな。「うみの琴」。流れるように、漂うように響く琴の音を、きっと
思い浮かべたのでしょう。1996~97年の一年間だけ、教師として仙台に赴任していた
藤村。その年の6月には明治三陸大津波が起こっていました。藤村は、一体どんな気持で、この詩を遂行させていたのでしょう。

同じように、いや、もっともっと大きな規模の津波に襲われた、2011年の
東北・北関東の沿岸。その直後、私はこの『潮音』に出会いました。
「幾本もの川の流れが集まった海は、ほんとはとても穏やかなんだ」
ということを感じ取り、願いを込めて、いつも演奏しています。

折に触れて演奏していきたい曲が、また一つ増えました!

この放送の模様は、こちら(音声再生)からお聴き頂けます。
36分頃からの約10分間、出演させて頂いています。聞き逃してしまった方も、
是非一度、お聴きになってみてください。
宜しくお願い致します。

    今年は きっといい年にします  こころね


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