4/27(土)お昼 肥前の国は長崎にて
「澤村祐司演奏会」
~箏を奏でて春を唄はむ~
日 時: 2013年4月27日(土) 13:00開場 13:30開演 15:00頃終演予定
会 場: 長崎市立図書館 多目的ホール
市電「桜町」、「賑橋」 それぞれ徒歩約5分
県営バス「興善町」 徒歩約1分
長崎県長崎市興善町 1-1 (tel: 095-829-4946)
入場料: 前売 1,500円 当日 2,000円
問い合せ: 0957-23-1535(下田)
095-838-3047(竹原)
チケット取り扱い: 酵素とオーガニックの店「グレース」(長崎市立図書館前)
095-820-7107
主 催: 都山流尺八積山会主宰 下田 積山
後 援: 諫早市教育委員会
賛助出演: 生田流正派 篠原雅祐 都山流尺八 積山会
曲 目: 『六段の調』、『みだれ』(八橋検校)
『春の夜』(詩:土井晩翠、曲:宮城道雄)
『たれかおもはむ』(詩:島崎藤村、曲:澤村祐司) ほか
初めて、長崎県で演奏させて頂きます。この演奏会の企画を発案してくださった尺八の
下田積山先生ご夫妻。出合は一昨年の秋でしたが。とてもそんな短い期間とは思えない
ほどに、私はお二人のお人柄に、あっという間に引き込まれました。
そう、昔の記事に、「会いたくてしかたがなかったご夫妻にお会いできました」と書いた、そのご夫妻のことなのでした。
コンサートを開催して下さることになった経緯は、記事の下に添付した文。これは
チラシの裏面のものですが、本当に嬉しいです。
大切に演奏したいと思います。
つつじも近づく長崎の町に、皆様どうぞお運び下さい。
長崎には ほんなごて 楽しか歌のあったとです
こころね
☆ーーーー☆ーーーー☆ チラシのメッセージ ☆ーーーー☆ーーーー☆
六段の調と諫早の慶巌寺
今から四百年ほど昔のこと。慶巌寺の門前に、三味線を背負った一人の目の不自由な
青年がたどりつきました。「どうか、ご住職のお箏の弟子にしていただきたい」と
頼むのでした。これが江戸で三味線の師匠をしていた、若き日の八橋検校だといわれています。
突然の即興
その頃慶巌寺の住職、玄恕上人は箏の名手といわれていました。どれほど断られても
あきらめきれず、何日も門前を立ち去らなかった八橋は、ついにある夜寺の奥から
聞こえてきた、玄恕の弾く箏の音に、即興で三味線を合わせて弾いたといわれています。
名曲「六段の調」
入門を許された八橋は日々修練を積みました。本明川のせせらぎや、四季の移ろいに
自身の感性を磨き、やがて「六段の調」を生み出していったといわれています。
作家、市川森一氏の取り組み
諫早出身の脚本家 市川森一氏は、六段の調と慶巌寺のかかわりをドラマ化したいと、
亡くなる前まで、奔走しておられました。「八橋検校のイメージをふくらませたいので、
視覚障害のある人でお箏を弾く人をさがしてほしい」という要望を出されて、さがし
あてたのが澤村祐司氏でした。
心癒やす音色
澤村祐司氏は東京藝大修士課程修了。第二回「八橋検校日本音楽コンクール」
優勝。全国的に演奏活動や、学校訪問を行い、某 支援学校の校歌も作曲
しました。澤村氏の奏でる透明感のある箏の音は、人の心を癒やし、彼の歌声と
ユーモアあふれるトークは、きっと時間を忘れさせてくれるでしょう。
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